Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ
カテゴリ
新着記事
アーカイブ
展示作品のご紹介:獅子形水差
獅子形水差
(16世紀中頃|ヴェネチア)
ヴェネチアのシンボルで、福音書記者 聖マルコを表す獅子を象った珍しい形の水差です。注ぎ口だった尾の部分と金属でできていただろう台座が欠失していますが、ヴェネチアの獅子らしい威風堂々とした姿をしています。同じ形で、レース・グラスで作られたものが、イギリスのジェームス・ロスチャイルドコレクションに収蔵されています。
所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスと祝祭の都
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/2024_festival/
ビーズフラワー/桜
「ビーズフラワー/桜」 こちらの商品は、売上の一部を「令和6年能登半島地震災害義援金」として寄付させて頂きます。 箱根ガラスの森美術館とビーズフラワーデザイナー下永瀬美奈子は、箱根町を通し日本赤十字社へ義援金・救援金として継続的な支援活動に参加致します。
展示作品のご紹介:船形水差
船形水差
(16世紀中頃|ヴェネチア|推定アルミニア・ヴィヴァリーニ作)
透明なガラスで制作された船形の装飾水差。古代から、天然の素材を基に作られていたガラスは、含まれている不純物による発色が原因で、決して無色透明ではなかった。ヴェネチアでは13世紀末頃にこの不純物による発色を抑えるために、消色剤として二酸化マンガンを添加して無色透明なガラスを作り出し、より芸術的な作品へと昇華させていった。この船形水差も、装飾に少量の色ガラスを使用し、透明さがより引き立つように工夫されている。船のモチーフの器は、遠方からの富を運ぶ象徴として人気があり、船形水差が生み出される以前にも、カトラリー入れなどとして貴族たちの宴席を華やかに彩っていた。
所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスと祝祭の都
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/2024_festival/
フュージング体験工房:カーネーション
箱根ガラスの森美術館の体験工房「ヴェトロ」では、様々なガラスを組み合わせ、熱を加えて熔かし合わせるフュージング技法を使ったアクセサリー作りを行っています。母の日限定モチーフとして「カーネーション」などをご用意いたしました。
期間限定モチーフ:2,400円(税込)より
https://hakone-garasunomori.jp/atelier/fusing/
事前ご予約優先です。当日朝8時までに公式オンラインチケット販売ページからご予約ください。
https://www.e-tix.jp/hakone-garasunomori/
席数に空きがある場合は工房にて先着順に整理券をお配りいたします。
※毎時間の最大定員4名様まで。
クリスタル・ガラスの藤の花
クリスタル・ガラスのサクラ
- カテゴリ
- 新着記事
- アーカイブ