Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ

ドルフィン形脚赤色コンポート
(19世紀|ヴェネチア)

金を用いて赤く発色させた金赤ガラスで作られたコンポート。金赤ガラスは17世紀初頭に出版されたアントニオ・ネリの「ラルテ・ヴェトラリア(ガラス製造術)」で紹介され、そのドイツ語訳を行なったヨハン・クンケルが実用化している。
型吹きで菱形文が施された坏身は光を屈折させ、カットガラスのような輝きを放っている。坏身と台は、無色透明のガラスに金箔熔着し、ホットワークで制作された可愛らしいドルフィン形の脚でつながれている。

所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスと祝祭の都
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/2024_festival/
会期:2024年4月27日(土)~7月15日(月)

休館のお知らせ

7月16日(火)から18日(木)までの三日間、展示替えの為休館いたします Closed from July 16th to 18th 大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。

プレスリリース:箱根ガラスの森美術館の夏休み

アルベルト・デ・メイス ヴァイオリンコンサート
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/alberto_de_meis/
開催日:毎週月曜日(予定)
艶やかにして繊細、圧倒的な集中力で聴衆の心をつかむ国際的ヴァイオリニスト、アルベルト・デ・メイスによる華麗な響きとの出会いにご期待ください。

フュージング体験工房 夏休み限定モチーフ:アサガオ

箱根ガラスの森美術館の体験工房「ヴェトロ」では、様々なガラスを組み合わせ、熱を加えて熔かし合わせるフュージング技法を使ったアクセサリー作りを行っています。期間限定モチーフとして「あさがお」などをご用意いたしました。
期間限定モチーフ:2,400円(税込)より
https://hakone-garasunomori.jp/atelier/fusing/

事前ご予約優先です。当日朝8時までに公式オンラインチケット販売ページからご予約ください。
https://www.e-tix.jp/hakone-garasunomori/
席数に空きがある場合は工房にて先着順に整理券をお配りいたします。
※毎時間の最大定員4名様まで。

江戸花切子

江戸花切子
ロックグラス「共遊」琉金
(目黒泰地作│目黒硝子美術工芸社)
69,300円(税込)

箱根ガラスの森美術館ミュージアム・ショップにて取り扱っております。

「花切子」とは江戸切子の手法のひとつで、いわゆる切子の鋭い幾何学模様とは対照的に、小さな砥石で濃淡をつけて模様を描きます。

うかい特選牛ボロネーゼ

カフェ・レストランおすすめメニュー
「うかい特選牛ボロネーゼ」
鉄板料理「うかい亭」特選牛のさまざまな部位から旨味を引き出した自家製ラグーソースを使用。肉本来の力強さを味わえる一品です。

7月のカフェレストランと美術館内のコンサートスケジュール。
美術館内のコンサートは、月曜日が「アルベルト・デ・メイス ヴァイオリンコンサート」水曜日が「セーンジャー馬頭琴コンサート」となります。7月16日(火)から18日(木)までの三日間は休館となりますのでご注意ください。

江戸切子

江戸切子
富嶽三十六景「神奈川沖波裏」に菊籠目紋 オールドグラス 琥珀ルリ
(太武朗工房│木村泰典作)

葛飾北斎による富嶽三十六景の代表作「神奈川沖波裏」をモチーフに、江戸切子の代表的な紋様「菊籠目」を施した大変縁起の良いこだわりの逸品です。
箱根ガラスの森美術館ミュージアム・ショップにて取り扱っております。

展示作品のご紹介:ドルフィン形脚キャンドルスタンド一対
(19世紀|ヴェネチア)

赤色のガラスで作られた一対のキャンドルスタンド。台、燭台、受け皿の部分にセレニウムを発色剤に使った赤色のガラスが使われており、ドルフィンは透明ガラスに金箔熔着したもので作られている。
ドルフィンの中ほどは、赤色ガラスで装飾してあり、目は中心が黒で周りが黄色いガラスチップがつけられている。

所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスと祝祭の都
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/2024_festival/

プロフィール

箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館は、緑豊かな箱根仙石原にあるヴェネチアン・グラス専門の美術館です。

〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
TEL:0460-86-3111
FAX:0460-86-3114

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