Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ

秋バラ

箱根ガラスの森美術館の庭園では何種類かのバラが開花しております。

風景文ケース入り香水セット
(1760年頃|フランス)

中流家庭で使われていた香水セット。木製の化粧ケースに、四本のカット・グラス製の香水瓶が納められ、片側に花縁の銀製小皿が一枚添えられている。また、蓋の内側にはガラス鏡が嵌め込まれていて、化粧用としてセットされている。木箱には、当時の民芸家具によく見られるように田園風景が描き込まれ、一部には恋人たちが林の中で語らう姿が描かれている。イタリア製の同形式の香水セット(1720年頃)には、小皿の他に漏斗が入っており、調香用に使われていた状況がよくわかる。この香水セットの小皿も、調香用に使われた小道具であったことは間違いないであろう。

特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
会期:2024年7月19日(金)から2025年1月13日(祝・月)まで

ガラスの風鈴

江戸花切子 オールド大杯「守護バッタ」
(目黒祐樹作│目黒硝子美術工芸社)

箱根ガラスの森美術館ミュージアム・ショップにて取り扱っております。
72,600円(税込)

展示作品のご紹介:べっ甲星文ケース入り香水セット
(1770年頃|フランス)

フランス王朝文化最盛期のルイ16世の時代に、宮廷で流行した角落し八角金製、べっ甲張り金星散らし文様を施した極めてエレガントなケースに、二本の金キャップ付きガラス香水瓶をセットにして納めた携帯用香水セット。中央の金製の小型漏斗は、調香した香水を、香水瓶に注ぎ込むために使う漏斗である。他に、金製のハサミ、ナイフ、爪ヤスリ、耳かき、爪楊枝、棒紅などをセットしたものも作られていた。この作品は、フランス貴族の特注品として作られたものである。

特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
会期:2024年7月19日(金)から2025年1月13日(祝・月)まで

カフェ・レストランおすすめメニュー「バベットステーキ」

ほどよく脂の乗ったカナダ産ハラミ肉を使用した、フランスの国民食・バベットステーキ。香り高いパセリバターが、肉の風味をさらに格別なものに。

カフェ・レストラン営業時間
10:00 ~ 17:00 L.O.
ランチタイム
平日:11:00 ~ 15:00 L.O.
土日祝:11:00 ~ 15:30 L.O.
ランチタイムは、ランチメニューまたはデザートメニューのご注文をお願いしております。
デザートメニューのご提供は11:00 ~ 17:00となります。

ガラスのアクアリウム

涼しげなガラスのアクアリウム。
箱根ガラスの森美術館、ミュージアム・ショップにて取り扱っております。

展示作品の御紹介:アンバー・グラス王家の百合文香水瓶
(1675年頃|フランス)
ベルナール・ペローによってルイ14世(1643-1715)のために作られたとされる、これと同形式ブルー・グラスの香水瓶が、パリのウビガン香水会社のコレクションの中にあることから、このアンバー・グラスの香水瓶も、同時代の王室用香水瓶として作られた一点であったと推定される。

特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
会期:2024年7月19日(金)から2025年1月13日(祝・月)まで

江戸花切子 フリーグラス「イグアナ」
(目黒泰地作│目黒硝子美術工芸社)

箱根ガラスの森美術館ミュージアム・ショップにて取り扱っております。
82,500円(税込)

「図録/水の都の炎の奇跡 収蔵作品集」

箱根ガラスの森美術館に収蔵されているヴェネチアン・グラスを掲載。現代ガラス作家作品、ヴェネチアン・グラスの技法、歴史等。

オンラインショップにて取り扱っております。
https://ukai-online.com/category/H20004/HK000031.html

プロフィール

箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館は、緑豊かな箱根仙石原にあるヴェネチアン・グラス専門の美術館です。

〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
TEL:0460-86-3111
FAX:0460-86-3114

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