ミルフィオリ・グラス・ランプ(1910年頃│ヴェネチア│フラテッリ・トーゾ工房)
古代のモザイク・グラスの技法を応用して作られたランプ。一面に花が敷きつけられたかのような模様から、イタリア語で千の花を意味する「ミルフィオリ」とも呼ばれています。この作品は、花柄のガラス片を一枚の板状に熔着した後、小量のガラス種に巻きとって、ヴェネチアン・グラスならではの宙吹き技法によって成形されています。