Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ
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展示作品の御紹介:くるみケース入りウランガラス香水セット
くるみケース入りウランガラス香水セット
(18世紀末~19世紀初|イギリス)
ウラン発色の黄緑色のガラスが使われている。ウランによる蛍光発色が、ガラスに採り入れられるようになるのは、18世紀末から19世紀初めで、19世紀中頃になるとボヘミアン・グラスやドイツのガラス工芸の中で大流行するが、20世紀に入るとその使用が全面的に中止された。この小さな香水瓶も、美しい蛍光発色を見せる。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
開催中:2025年1月13日(祝・月)まで
クリスマス ギャラリートーク
クリスマス ギャラリートーク
開催日:2024年12月21日(土)・22 日(日)
時間:14:00~、15:00~(約20分、各回定員先着20名)
ヴェネチアン・グラス美術館入口に開始 5 分前にお集まりください。
学芸員が展示の見どころをご紹介します。
(参加費無料 ※別途ご入館料が必要です)
展示作品の御紹介:ブルー・グラス紋章文香水瓶
ブルー・グラス紋章文香水瓶
(1790年頃|イギリス)
表面に王冠、裏側にトーチ文様を金彩で描き込んだ濃紺地のガラスに、金製キャップを付けた格調の高い香水瓶。イギリス王室の記念行事に際して作られたことが王冠の上に金彩で書きこまれた讃辞“VIVE LE ROI (王・万歳)”で示されている。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
開催中:2025年1月13日(祝・月)まで
展示作品の御紹介:金細線細工香水瓶
金細線細工香水瓶
(1780年頃|イギリス)
イギリス・ジョージアン様式の金銀装飾工芸の粋を見せる作品。その細線文様には、オリエントや日本の意匠からの影響も認められる。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
開催中:2025年1月13日(祝・月)まで
展示作品の御紹介:金細線細工香水瓶
金細線細工香水瓶
(1770年頃|イギリス)
ガラスの香水瓶の外側に、金の細線で、美しいレース文様の装飾を施した見事な細線細工の香水瓶で、ヨーロッパ18世紀の金細線細工の代表的な作例である。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
開催中:2025年1月13日(祝・月)まで
展示作品の御紹介:アポロとダフニ像香水瓶
展示作品の御紹介:アポロとダフニ像香水瓶
(1765年頃|イギリス|チェルシー窯)
アポロとダフニの物語を象った香水瓶。求愛するアポロに追われて月桂樹と化すダフニの形で、髪の毛の部分が月桂樹となっており、そこに香水瓶の栓が付けられている。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
開催中:2025年1月13日(祝・月)まで
展示作品の御紹介:時計を持つニンフとキューピッド像香水瓶
時計を持つニンフとキューピッド像香水瓶
(1751~54年頃|イギリス|チェルシー窯)
婦人が時計をのぞきこみ、キューピッドが時計を指している。足元には、犬がその様子を見つめている。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
会期:2024年7月19日(金)から2025年1月13日(祝・月)まで
展示作品の御紹介:踊る男女像香水瓶
踊る男女像香水瓶
(1751~54年頃|イギリス|ガール・イン・ア・スイング窯)
イギリスで1751年から54年にかけて、こうした彫像形の磁器製香水瓶を創り出して人気を博したガール・イン・ア・スイング窯の作品の一つである。男女の像が香水瓶になっていて、上部のバラの花束の上に小鳥形の鈕を付けた金製の栓が付けられている。当時は、磁器が初めてヨーロッパでも作られるようになり、永い間あこがれであった白磁が貴族たちの手にも入るようになった時代であった。その貴重な磁器で作った香水瓶には高価な香水を入れて、それを携帯することは、最高の贅沢であったのである。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
会期:2024年7月19日(金)から2025年1月13日(祝・月)まで
展示作品の御紹介:グレイハウンドと壺形香水瓶
グレイハウンドと壺形香水瓶
(1750年頃|イギリス|ガール・イン・ア・スイング窯)
グレイハウンドと壺の二つの香水瓶を一体に成形した双口香水瓶で、蝶形の栓と犬の頭部の二つの栓がそれを示している。底には、ガール・イン・ア・スイング窯特有の花柄文様が施され、金縁の装飾がつけられている。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
会期:2024年7月19日(金)から2025年1月13日(祝・月)まで
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