Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ
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カフェレストランおすすめメニュー「オマール海老のグラタン」
カフェレストランおすすめメニュー
「オマール海老のグラタン」
6,600円
プリっとした身に濃厚なソースが絡み合う、オマールの旨味たっぷりのグラタン。殻ごと焼き上げるので、豊かな香ばしさもお楽しみいただける至福の一皿です。
■営業時間
10:00 ~ 17:00 L.O.
■ランチタイム
平日:11:00 ~ 15:00 L.O.
土日祝:11:00 ~ 15:30 L.O.
カフェレストラン「モーニングセット」
カフェレストラン「モーニングセット」
AM10:00-11:00限定
バターが豊かに薫るクロワッサンに、特製にんじんドレッシングを掛けたサラダを添えて。有機オーツ麦のグラノーラを合わせたヨーグルト、2種のフルーツジャム、フレッシュオレンジジュースとコーヒーがセットになった、朝だけの特別なセットメニューです。
(ミニクロワッサン、サラダ、グラノーラ入りヨーグルト、ジュム、ジュース、コーヒー)
1,540円
カフェレストランおすすめメニュー「海老のアメリケーヌソースパスタ」
カフェレストランおすすめメニュー
「海老のアメリケーヌソースパスタ」
海老の旨みが凝縮したアメリケーヌソースに、素揚げしたプリプリの海老と生パスタを絡めました。フレッシュトマトが後味を軽やかに。
■営業時間
10:00 ~ 17:00 L.O.
■ランチタイム
平日:11:00 ~ 15:00 L.O.
土日祝:11:00 ~ 15:30 L.O.
ランチタイムは、ランチメニューまたはデザートメニューのご注文をお願いしております。
デザートメニューのご提供は11:00 ~ 17:00となります。
カフェレストランおすすめメニュー「ナガノパープルのナージュ」
カフェレストランおすすめメニュー
「ナガノパープルのナージュ」
旬の国産ぶどう「ナガノパープル」を使用した一品。とろけるジュレに瑞々しい果実と繊細なソルベを浮かべました。果実のジューシーで濃厚な甘みと、華やかな香りを存分にご堪能いただけます。
※デザートメニューのご提供は11:00 ~ 17:00となります。
サンドブラスト体験工房:ジャック・オー・ランタン
砂を吹き付けてガラスに模様を彫る、箱根ガラスの森美術館サンドブラスト体験工房では、季節限定モチーフとして「ジャック・オー・ランタン」などをご用意いたしました。
体験料金:1600円(税込)より
制作時間:約40分から60分
https://hakone-garasunomori.jp/atelier/sandblast/
事前ご予約優先です。当日朝8時までに公式オンラインチケット販売ページからご予約ください。
https://e-tix.jp/hakone-garasunomori/
席数に空きがある場合は工房にて先着順に整理券をお配りいたします。
※毎時間の最大定員8名様まで。
展示作品の御紹介:キューピッド文卵形香水瓶
キューピッド文卵形香水瓶
(1870~80年頃|ドイツ|KPMベルリン)
卵形の白磁に写実的な色絵を施した香水瓶は、ベルリン王立窯で皇室専用に作られたものでドイツ皇帝ウィルヘルム1世(在位1861-88)の時代からウィルヘルム2世(在位1889-1918)の時代にかけて作られた。ウィルヘルム1世時代に作られた卵形香水瓶には、人物像やエロス文、草花文などが多かったが、ウィルヘルム2世時代には、ドイツの名所旧跡や、名城、都市風景等がシリーズで製作され名声を博した。
それら作品の大部分はドイツ国内の博物館や美術館に収蔵されていて、ドイツ以外の国々で所蔵されているものは少ない。
特別企画展:香りの装い〜香水瓶をめぐる軌跡〜
https://hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2024
会期:2024年7月19日(金)から2025年1月13日(祝・月)まで
収蔵作品の御紹介:レース・グラス蓋付ゴブレット
レース・グラス蓋付ゴブレット
(16世紀末~17世紀初|ヴェネチア)
宙吹き、レース・グラス、熔着装飾
レース・グラスの模様を崩さずに仕上げるためには高度な熟練技術を要する。このゴブレットの模様は、少しの乱れもない。美しく優しい曲線の器形とともに、レースのコスチュームをまとった優雅な貴婦人のイメージをたたえた作品である。15~16世紀に世界的な名声を馳せ、ヨーロッパ貴族の憧れの的となっていたヴェネチアン・レースを、無色透明のガラスの中に封じ込められないものかと、ムラーノ島のガラス職人たちは技巧の限りを尽くして、レース・グラスの創作に取り組んでいた。そして16世紀中頃、遂にその方法を見つけだし、門外不出の秘法として守られる事になった。
収蔵作品の御紹介:点彩花文蓋付ゴブレット
点彩花文蓋付ゴブレット
(1500年頃|ヴェネチア)
型モール、宙吹き上げ、エナメル彩、金彩
高32.5cm 口径12.1cm
濃紺の透明なガラス素地に、赤・白・緑・青色の不透明のエナメル顔料を使った点彩技法で、花文や点綴文様を坏身全体に装飾し、その背景を金泥で覆い尽くして、豪華絢爛たるルネサンス意匠に作り上げている。
脚台部や蓋には、型によって吹き出した縦の稜線が重厚な格調を作り出しており、コバルト・ブルーを素地にした金梨地がその風格を一層高めている。
ビザンチン時代に作られていた黄金七宝製の聖餐坏の形式を採用して、ラッパ状に開いた脚台部と坏身との間には、大小2つの玉飾りが玉房状に作り付けられており、そこにも縦稜と金泥の装飾が施されている。
蓋は天蓋を思わせるように中央が高く立ち上がり、その上に玉状の紐を付け、その上に無色の2段の玉飾紐を熔着している。蓋には12稜縁の鍔と、その内側下部に落し込みの合わせ部分を付けている。
典型的なビザンチンの聖餐坏の形式を採用しながら、点彩と金泥の焼付装飾には、イスラム・グラスの意匠と技法を導入している。15~16世紀ヴェネチアが、地中海文化の混淆と熟成を成し遂げていた状況がみごとにこのゴブレットに表されている。
なお、この作品は永くイタリア貴族の館に伝世されたあと、ドイツの銀行家ロスチャイルド家に伝えられていたものである。
クリスタル・ガラスの水上花火
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